関根清三
( せきね・せいぞう )一九五〇年、東京生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科倫理学専攻博士課程修了。東京大学より博士(文学)、ミュンヘン大学よりDr.Theol.。東京大学大学院人文社会系研究科・文学部教授を経て、現在、聖学院大学特任教授。東京大学名誉教授。ウィーン大学・放送大学などで客員教授を務める。専門は、旧約聖書学・倫理学。主要著訳書に『旧約における超越と象徴』(和辻哲郎文化賞、日本学士院賞受賞)『ギリシア・ヘブライの倫理思想』(ともに、東京大学出版会)、『旧約聖書の思想』『旧約聖書と哲学』『イザヤ書』『エレミヤ書』(いずれも、岩波書店)、『倫理の探索』(中公新書)、Philosophical Interpretations of the Old Testament, de Gruyterがある。