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定価

1,175

(10%税込)
ISBN

978-4-480-04172-2

Cコード

8372

整理番号

1993/06/11

判型

B6判

ページ数

216

解説

内容紹介

映画でいちばんむずかしいのはロケである。限られた時間の中でもっとも効果的な撮影をするために、特撮とはちがったとんでもない苦労もする。ウルトラマンのロケ地を歩きながら、怪獣に夢を託した男たちの熱い想いと、大変貌をとげようとしていた当時の東京を再現する。

目次

1 砧、円谷プロ
2 美術センター
3 多摩川の夕陽
4 赤坂界隈
5 新宿副都心
6 地方ロケ
7 東京湾岸地帯
8 港、横浜
9 石神井公園
10 和風、洋風
11 ふたたび世田谷へ

著作者プロフィール

実相寺昭雄

( じっそうじ・あきお )

昭和12年東京生まれ。 中国青島で育つ。 青島での幼少期に金森馨(のちに舞台美術家)と出会い、 大きな影響を受ける。 早稲田大学卒業後、 TBS入社。 テレビ演出部を経て、映画部に転属、 円谷プロへ出向。 「ウルトラマン」などの特撮作品を監督。 その後、 フリーとなる。 映画、 舞台、 CM、 文筆など幅広い分野で活動した。 東京芸術大学名誉教授もつとめた。 平成18年11月没。

この本への感想

この本を読んだ時に涙が流れそうになりました。
幼い時からウルトラシリーズのファンで、特に「ウルトラセブン」は今もよく観ています。

私の住んでいるところは、多摩川のすぐ近くです。
この本の中に実相寺監督が愛した風景のひとつとして、取り上げられています。
多摩川土手に行くと、この本の一節をかみしめながら、散歩をしています。
生前、お会いしたかった人のひとりです。
あらためて、ご冥福をお祈り申し上げます。

バーバラ

さん
update: 2016/07/31

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