鈴木博之
( すずき・ひろゆき )1945年東京生まれ。東京大学工学部建築学科卒業、東京大学大学院工学系研究科建築学専攻博士課程修了。1974-75年、ロンドン大学コートゥールド美術史研究所留学。1993年、ハーバード大学客員教授。現在、東京大学大学院工学系研究科教授(建築学専攻)。主著に、『建築の世紀末』(晶文社)、『建築の七つの力』(鹿島出版会)、『建築は兵士ではない』(鹿島出版会)、『都市のかなしみ』(中央公論新社)、『伊東忠太を知っていますか』(編著、王国社)などがある。
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ロンドンは広大な土地を持つ地主たちにより、エステートごとに開発されてきた。公園やストリートの名前からは地主や開発に携わった人物が読み取れる。彼らはまとまった土地を全体として有効に活用する町づくりができる立場なのだ。ロンドンを散策しながらエステートと建築の由来を追い、特異な発展を遂げてきた巨大都市の形成史を知る。
1 ロンドンをよこに歩く
2 ロンドンをたてに歩く
3 クラブの世界
4 町のなりたち
5 ジョージアンからヴィクトリアンへ
6 ロンドンの消滅
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