小河原誠
( こがわら・まこと )小河原 誠(こがわら・まこと):1947年生まれ。東北大学大学院博士課程退学。専攻は現代哲学。鹿児島大学教授、北里大学教授を歴任。著書に『討論的理性批判の冒険』(未來社)、『読み書きの技法』(ちくま新書)。『反証主義』(東北大学出版会)訳書にポパー『開かれた社会とその敵』(岩波文庫、全4冊)、バートリー『ウィトゲンシュタインと同性愛』(未來社)、ポパー『よりよき世界を求めて』(共訳、未來社)ほか多数。
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論理的で平明な文章を書く訓練は、書物を正確に読み解くことから始まる。そのためには文章の構造、とくに思考のまとまりの最小単位であるパラグラフの構造をつかまなければならない。語句や文はパラグラフに結実し、その整序された集合によって主張が構成されるからである。新聞記事から内外の人文科学書まで、様々なレベルの文章を例示しながら解き明かした、すぐに役立つ実用書。
第1章 パラグラフの理論
第2章 読みの工夫と実践
第3章 エッセイの基本理論
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