ちくま新書
歴史学はこう考える
松沢裕作
著
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日本の古典文学がとっつきにくいのはなぜなのだろう?それは、国文学という学問の世界に閉じこめられているからだ。では、芸能や絵画や生活を楽しむのと同じように、説話や物語の世界の面白さを満喫する方法はないものだろうか?本書では、博物館でデートしたり、都大路の怪異スポットを探検しながら古典を楽しむ方法をお教えしよう。どんな遊びにも基本的なルールがある。一見ミーハーと呼ばれる態度に撤しつつも、いつのまにか王道を進むポップな日本古典案内。
第1章 博物館でデート
第2章 ミーハーと呼ばれてもいい
第3章 おいしい古典
第4章 自己流「大河ドラマ」を作ろう
第5章 歴史小説とタネ本のあいだ
第6章 ゴヒイキを作ろう
第7章 京都怪異散歩
第8章 『源氏物語』は誰が書いたのか?
第9章 おたく的文章の楽しみ
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