ちくま新書
歴史学はこう考える
松沢裕作
著
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ODAとは国家予算を財源とする政府開発援助のことである。ODA予算は防衛費と並んで聖域視されてきたが、長引く不況によって、その意味と効果について綿密な検討が迫られている。そもそもODAという発想は、どのように定着していったのだろうか。予算の内容および決定と執行の仕組み、さらに諸外国の実情などの歴史と現状を洗い出し、日本のODAを徹底検証する。
第1章 ODAを考える
第2章 戦後史のなかのODA
第3章 ODAの国際比較
第4章 国家予算とODA
第5章 成功の本質・失敗の本質
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