ちくま新書
歴史学はこう考える
松沢裕作
著
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昼ごはんは何にしようといった卑近なことから、人生を左右する重大案件まで、私たちは日々決断を迫られる。価値観の多様化、情報過多、先行き不透明な現代社会で、何かを「決める」行為は、人にストレスを与える。一つを決めることは、他を捨てることだからだ。その不安が人を迷わせ、迷えば、さらに不安が増す。どうしたらこの悪循環を断ち切れるのか?「決められなさ」の背後に潜む病理を解きほぐし、迷いや不安との対峙の仕方、決断力の育み方をさぐっていく。
第1章 決められないこどもたち
第2章 決められない大人たち
第3章 分からないということ
第4章 なぜ決められないのか
第5章 自分とは何か
第6章 決断の力を育てる
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