竹内薫
( たけうち・かおる )1960年東京都生まれ。筑波大学附属高等学校卒業、東京大学教養学部教養学科卒業(科学史・科学哲学専攻)、東京大学理学部物理学科卒業、マギル大学大学院博士課程修了(高エネルギー物理学理論専攻)。サイエンス作家として、科学読み物、小説、エッセイ、翻訳など幅広く活躍。著書に『世界が変わる現代物理学』(ちくま新書)、『99.9%は仮説』(光文社新書)、『ブレイクスルーの科学者たち』(PHP新書)、『科学嫌いが日本を滅ぼす』(新潮社)など多数。(写真撮影=齋藤將記)
loading...
年齢を重ねると、人は知らず知らずのうちに一定の思考パターンから抜け出せなくなりがちです。頭がコチコチに固まってしまうその前に、もう一度、自由で豊かな子供の発想力を育んでみてはいかがでしょうか。本書では、柔軟にモノを考え抜く力を鍛えるために、愉快にして(ほんの少々)てごわい、選りすぐりの算数問題を用意しました。平明かつ軽妙な解説をたよりに、臨機応変な解き方を実践してみてください。発想の境界線を突き抜けて、「しなやかな頭」をよみがえらせましょう。
はじめに なぜ算数で頭がよみがえるのか
第1章 もしも…だったら?―すべての基本はナントカ算にあり
第2章 問題を視覚化する―ビジュアルで発想の幅を広げる
第3章 ひらめくまで待って―パターンで全体像を見る
第4章 算数力は国語力も必要とする―さまざまな文章題
第5章 算数にも「文法」はある―ロジックとはなにか
第6章 しなやかなアタマ―発想の壁を突き破る
本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。