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ちくま新書

現代美術のキーワード100

歴史とコンセプトから読み解く 現代アートの見取り図

時代の思潮や文化との関わりが深い現代美術の世界を、タテ軸(歴史)とヨコ軸(コンセプト)から縦横無尽に読み解く。アートを観る視点が100個増えるキーワード集。

定価

946

(10%税込)
ISBN

978-4-480-06482-0

Cコード

0270

整理番号

779

2009/04/06

判型

新書判

ページ数

256

解説

内容紹介

「現代アートは難しい」と言われる。デュシャンが便器に署名を入れたことがなぜ革命的だったのか?村上隆が作るフィギュアやハーストの鮫のホルマリン漬けのどこがアート?現代において美術は思潮や文化を映す鏡のような役割を持っているため、作品制作時の時代背景や中心概念を知らないと理解しにくいのだ。そこで本書では、20世紀以降の美術を、タテ軸(歴史)とヨコ軸(コンセプト)から位置づけ、どのような文脈で何を訴えているのか、読み解くための100のポイントを解説した。この一冊で、鑑賞が何倍も楽しくなる。

目次

20世紀美術の系譜と展開
動向・世界編(アール・ヌーヴォー
フォーヴィスム
キュビスム ほか)
動向・日本編(ルポルタージュ絵画
具体美術協会
実験工房 ほか)
コンセプト編(アーティスト・イン・レジデンス
アート・マーケット
アート・マネジメント ほか)

著作者プロフィール

暮沢剛巳

( くれさわ・たけみ )

1966年生まれ慶應義塾大学文学部卒業。美術評論家。東京工科大学デザイン学部教授。武蔵野美術大学、多摩美術大学、女子美術大学、跡見学園女子大学、桑沢デザイン研究所非常勤講師。アート、建築、デザイン、サブカルチャーなどに関して幅広く執筆活動を行う。著書に『現代アートナナメ読み』(東京書籍)、『美術館の政治学』(青弓社)、『「風景」という虚構』(ブリュッケ)、『美術館はどこへ?』(廣済堂出版)、編著に『現代美術を知るクリティカル・ワーズ』(フイルムアート社)、『ミュージアムの仕事』(平凡社)、共編著に『ビエンナーレの現在』(青弓社)、『アートを書く!クリティカル文書術』(フィルムアート社)などがある。

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