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ちくま新書

患者のための医療情報収集ガイド

定価

792

(10%税込)
ISBN

978-4-480-06495-0

Cコード

0247

整理番号

789

2009/06/08

判型

新書判

ページ数

224

解説

内容紹介

貝原益軒は「医は仁術なり」と言った。かつて医者は俗人が知り得ない広い知識と高い志を持って人々を救ってくれる、そんな存在だった。今はどうだろう。インターネットの普及により、医療情報は公開され、医学はめまぐるしく変化・発展し、ひとつの病に対する治療法もひとつではなくなってきた。「あなたはどの治療をお望みですか」と医者に患者が訊かれる時代。本書では、あなたにピッタリの、質の高い情報を手に入れるテクニックを伝授。

目次

第1章 医者に“おまかせ”はもうできない
第2章 まずは基礎的な知識を仕入れる
第3章 その治療、効きますか?
第4章 自分に合った治療法を見つける
第5章 ほんとうに役に立つ情報を見極めるテクニック
第6章 マスコミ情報との付き合い方
第7章 経験の持つ価値

著作者プロフィール

北澤京子

( きたざわ・きょうこ )

北澤京子(きたざわ・きょうこ):医療ジャーナリスト・京都薬科大学客員教授。著書に『患者のための医療情報収集ガイド』(ちくま新書)、訳書に『病気の『数字』のウソを見抜く』(日経BP)『過剰診断』(筑摩書房)。

この本への感想

残念ながら、この本が必要な時代になってしまいました。患者サイドからみると、患者サイドが働きかけないと、医師は何もしてくれないと感じる状況があります。疲弊し、劣化している医療現場に対して、患者はどう対応するのか。
結局、患者サイドも勉強し、「自己責任」的な動きをするしかありません。インターネットは便利ですがそれゆえ、情報洪水の中で途方に暮れた時、この本が一筋の光明となります。特に、病気では限られた時間である程度のキャッチアップが必要となることが想定されますので。
インターネットが社会を変えるということはこういうことだとも実感させられる一冊。

しのたか

さん
update: 2009/07/22

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