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ちくま新書

週末はギャラリーめぐり

定価

770

(10%税込)
ISBN

978-4-480-06502-5

Cコード

0270

整理番号

799

2009/08/05

判型

新書判

ページ数

208

解説

内容紹介

画廊というと敷居が高そうだが、「無料の美術館」だと思って気軽に楽しんでみたらどうだろう。気に入った作品があれば、版画なら数千円、油絵でも二、三万円位から手に入る。作家との交流も可能で、将来の成長をみる楽しみもある。本書では、三十年間毎週末に銀座界隈の画廊をめぐり千三百点もの作品を蒐集したサラリーマンコレクターが、限られた時間やお金で楽しむノウハウを披露。あなたも「観る」から、「買う」アートへの一歩を踏み出してみませんか。“これでまわれる”詳細マップつき。

目次

第1章 「観るアート」と「買うアート」(「観るアート」に群がる人々
世界のアートマーケット
日本のアートマーケット)
第2章 美術品購入の基礎知識(日常生活の中にアートを
美術品購入の基礎知識
美術品の価格
美術品の展示、保存、処分の仕方
身近なアート情報源)
第3章 画廊めぐりの楽しみ方(画廊めぐりのすすめ
画廊めぐりの基礎知識
主要画廊紹介
画廊以外のアートスポットや購入ルート
将来性のある作家を発見するためにチェックしておくべきもの)
第4章 コレクションのすすめとコレクターの楽しみ(サラリーマン・コレクター誕生
サラリーマンでもできる蒐集術
サラリーマン・コレクターの心得
コレクションを通しての交流を楽しむ
コレクション展・個人美術館を楽しむ)
第5章 芸術家をとりまく現状と支援(サラリーマン・コレクターからアートソムリエへ
美大生や若手作家の厳しい現状
個人にアートを買って欲しい訳
具体的な作家紹介)

著作者プロフィール

山本冬彦

( やまもと・ふゆひこ )

1948年石川県生まれ。東京大学法学部卒。三菱レイヨン、大東京火災(現・あいおい損保)、独立行政法人国立大学財務・経営センター監事を経て、放送大学学園理事。その間、30年以上毎週末にギャラリーをめぐり、給与所得だけで蒐めた美術品の数は1300点に及ぶ。最近は「アートソムリエ」として、ギャラリーめぐりツアーやコレクション展を実施したり、若手作家の支援に励んだりしている。

この本への感想

楽しく読ませていただきました。こういう考え方(アートを身近に楽しむ事、作家を応援する文化)が、もっと広がると日本の文化は変わるだろうと思います。たくさんの方に読んでいただきたい本です。「絵画は、手の届かない物」というイメージが、こういう本などで、変わっていくといいと思います。

絵好き

さん
update: 2009/10/06

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