結城康博
( ゆうき・やすひろ )1969年生まれ。淑徳大学社会福祉学部卒業後、法政大学大学院修士課程修了(経済学修士)、同大学大学院博士課程修了(政治学博士)。地域包括支援センター及び民間居宅介護支援事業所勤務経験を持つ。現在、淑徳大学准教授。専門は社会保障論、社会福祉学。著書に『医療の値段一診療報酬と政治』『介護一現場からの検証』(いずれも、岩波新書)、『介護の値段』(毎日新聞社)などがある。
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老老介護、介護殺人、介護自殺など介護にまつわる事件が後を絶たない。介護保険が施行されてから一〇年経つが、事態はなん?迚?Pされてはいない。それでも、超高齢化が避けられない現在、誰もが介護に直面することになる。では、どうすれば安心して介護生活を送ることができるだろうか。数多くのインタビューによって現場の声を丹念に拾い上げ、わかりにくい介護の仕組みを解説する。
序章 介護は危機的状況だ!
第1章 介護保険を使うには
第2章 いくらかかるの?介護の値段
第3章 どこまでが介護、どこからが医療?
第4章 認知症をともなう介護
第5章 あなたを介護する人はどこにいる?
終章 介護崩壊の危機を避けるために
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