飯島裕子
( いいじま・ゆうこ )東京都生まれ。ノンフィクションライター。一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了。同研究科博士課程在籍中。大学卒業後、専門紙記者として5年間勤務。雑誌編集を経てフリーランスに。人物インタビュー、ルポルタージュを中心に雑誌、新聞等で取材・執筆を行っている。『ビッグイシュー』には創刊1年目からライターとして参画。
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円978-4-480-06589-6
0236
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2011/01/05
文庫判
240
頁かつてホームレスといえば、50歳以上の男性が多数を占めてきた。しかし近年、貧困が若者を襲い、20~30代のホームレスが激増している。彼ら「若者ホームレス」は、なぜ路上暮らしを余儀なくされたのか。どのような家庭で生まれ育ち、どんな人生を歩んできたのか。若者ホームレス50人へのインタビューをもとに、若者が置かれている困難な状況を明らかにする。貧困が再生産される社会構造をあぶりだすルポルタージュ。
第1章 若者ホームレスの現実(プレステを持ったホームレス
路上で過ごす夜の恐怖 ほか)
第2章 若者ホームレスと家族(「実家」をもたない若者たち
二一歳のホームレス ほか)
第3章 若者ホームレスと仕事(「正社員」経験者は意外と多い
階段から一段ずつ落ちていく感じ ほか)
第4章 ホームレス脱出(生活保護制度
自立支援センター ほか)
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