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ちくま新書

日本の雇用と中高年

定価

858

(10%税込)
ISBN

978-4-480-06773-9

Cコード

0236

整理番号

1071

2014/05/07

判型

新書判

ページ数

240

解説

内容紹介

労働問題の責任ある唯一の答えは「長く生き、長く働く」を目指すことしかない。けれど社会環境が激変しつつあるなか、雇用と働き方をめぐる問題が噴出している。ひとたびレールを外れると、年齢が足枷になって再挑戦もままならない。損か得か…などといった不毛な議論では、この状況の大転換を見失ってしまう。感情論では雇用は増えないし、不公平も解決できないのだ。では、矛盾だらけの建前と本音のどこが問題か。どのような制度設計が可能なのか。第一人者が労働問題の本質を平易に解き明かす。

目次

序章 「若者と中高年、どっちが損か?」の不毛
第1章 中高年問題の文脈
第2章 日本型雇用と高齢者政策
第3章 年齢差別禁止政策
第4章 管理職、成果主義、残業代
第5章 ジョブ型労働社会へ

著作者プロフィール

濱口桂一郎

( はまぐち・けいいちろう )

1958年大阪府生まれ。東京大学法学部卒業。労働省、欧州連合日本政府代表部一等書記官、衆議院調査局厚生労働調査室次席調査員、東京大学客員教授、政策研究大学院大学教授を経て、現在、労働政策研究・研修機構の主席統括研究員。著書には『労働法政策』(ミネルヴァ書房)、『新しい労働社会――雇用システムの再構築へ』(岩波新書)、『日本の雇用と労働法』(日経文庫)、『日本の雇用終了――労働局あっせん事例から』(労働政策研究・研修機構)、『団結と参加――労使関係法政策の近現代史』(労働政策研究・研修機構)、『若者と労働――「入社」の仕組みから解きほぐす』(中公新書ラクレ)など多数。

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