山竹伸二
( やまたけ・しんじ )1965年生まれ。著述家。学術系出版社の編集者を経て、現在、哲学・心理学の分野で批評活動を展開。大阪経済法科大学客員研究員。著書『「認められたい」の正体』(講談社現代新書)、『不安時代を生きる哲学』(朝日新聞出版)、『「本当の自分」の現象学』(NHKブックス)など。
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子育てが困難な現代社会。何のために子育てをしているのか、自分がやっていることは子どものためになっているのかと悩む親も多いでしょう。本書は哲学や心理学、とりわけ現象学と呼ばれる学問的観点から、育児の本質を問い直します。子どもにとって本当に大事なのは「自由」と「主体性」。子どもが自分で生きていくための力を引き出すにはどうすればいいのか、その方法から、子育ての実存的意味までを、できる限りわかりやすく考察する、これまでにない子育て入門書です。
序章 子どもの幸せってなんだろう?
第1章 親ってなんだろう?
第2章 なんで子どもを育てるんだろう?
第3章 子どもの感情をどう受け止める?
第4章 子どもをどうほめる?
第5章 子どもを社会へどう導けばいい?
終章 よい子育てってなんだろう?
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