佐々木克
( ささき・すぐる )1940年秋田県生まれ。1970年立教大学大学院文学研究科博士課程修了。京都大学教授、奈良大学名誉教授、京都大学博士(文学)。歴史学者、専門は明治維新史。主な著書に『戊辰戦争』(中公新書、1977年)、『日本近代の出発』(集英社、1992年)、『大久保利通と明治維新』(吉川弘文館、1998年、吉田賞受賞)、『幕末の天皇・明治の天皇』(講談社学術文庫、2005年)、『坂本龍馬とその時代』(河出書房新社、2009年)など。
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日本が大きく揺らいだ激動の幕末。江戸の末期、国際社会へ漕ぎだしていった時代に、いったい何が起きたのか。吉田松陰、坂本龍馬、大久保利通といった若者たちは、どのような志を抱いて生きたのか。本書は、日本を立ち直らせるために「挙国一致」で立ち向かった人々の姿を、最新の史料からダイナミックに見通していく。ペリー来航から明治国家の建設まで、日本が根底から生まれ変わる軌跡を、第一人者が一望に収める。
第1章 屈辱の出発 1853‐1859
第2章 尊王攘夷運動 1860‐1863
第3章 遠のく挙国一致 1863‐1865
第4章 日本を立ち直らせるために 1865‐1866
第5章 新政府の創設 1866‐1867
第6章 明治国家の課題 1868‐1890
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