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ちくま新書

家庭という学校

親は最高の教師である。子供が誰でももつ天才的能力をつなぎとめるには、親が家庭で上手に教育するしかない。誇りを持って、愛情をこめて子を導く教育術の真髄。

定価

814

(10%税込)
ISBN

978-4-480-06885-9

Cコード

0237

整理番号

1180

2016/04/05

判型

新書判

ページ数

192

解説

内容紹介

人間はわが子の育て方が上手でない。本気になってこどもの能力をのばすことを考えないのだ。三歳過ぎまでのこどもは、ほとんどすべての子が天才的能力をもっている。まわりの大人がそう思わないで放っておくので、その能力をつなぎとめられない。ではどうすればいいのか。能力を引き出すために、親は何をすればよいのか。若いときの苦労は買ってでもさせる、人任せにせず親が自分で教える、経験こそが大事である、など子育てで心がけるべきことを提示し、家庭教育の復権を訴える。

目次

1 能力を引き出す(家庭は学校
はじめは天才的 ほか)
2 苦労は買ってでもせよ(お母さんの声変わり
ハコ入り ほか)
3 親が自分で教える(よく学びよく遊べ
かけっこ ほか)
4 経験こそが大事(五銭のレントゲン
「みかんとらせて」 ほか)
5 子育てで難しいこと(朝飯前
叱る・ホメる ほか)

著作者プロフィール

外山滋比古

( とやま・しげひこ )

外山 滋比古(とやま・しげひこ):1923-2020年。愛知県生まれ。英文学者、文学博士、評論家、エッセイスト。東京文理科大学卒業。「英語青年」編集長を経て、東京教育大学助教授、お茶の水女子大学教授、昭和女子大学教授などを歴任。専門の英文学をはじめ、日本語、教育、意味論などに関する評論やエッセイを多数執筆した。40年以上にわたり学生、ビジネスマンなどを中心に圧倒的な支持を得る『思考の整理学』をはじめ、『忘却の整理学』『知的創造のヒント』(筑摩書房)他、『乱読のセレンディピティ』(扶桑社)など著作は多数。

この本への感想

高学歴化する家庭。
非常勤化する先生。

家庭という「学校」の復権を考える
良書である。

たかさん

さん
update: 2016/04/22

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