ちくま新書
歴史学はこう考える
松沢裕作
著
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858
円978-4-480-06953-5
0232
1250
2017/04/05
新書判
224
頁いま、憲法は様々な視点から議論されている。すでに時代状況にあわなくなったから改正すべきという動きがある一方で、平和憲法としての価値をまもり通すべきという意見もある。日本国憲法はその成立過程を考えると、「戦争」とどうしても切り離すことはできない。また、「憲法」と「戦争」をつなぐものとして、天皇制も議論の俎上にあがっている。時代の節目に立たされている私たちがこれらの問題について考えるための対談を収録した一冊。
第1章 憲法と歴史の交差点(山田風太郎の描いた幸徳秋水
君主制原理の矛盾 ほか)
第2章 戦後の憲法の役割(九条の会はいかにしてできたのか
自民党の系譜 ほか)
第3章 これからの「戦争と平和」(「戦争と平和」はどこが間違っているのか
「平和」と言いすぎると戦争になってしまう? ほか)
第4章 本当の天皇の話をしよう(意外な二人が天皇について話す
国体は生き残ったのか? ほか)
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