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ちくま新書

やりなおし高校日本史

定価

1,034

(10%税込)
ISBN

978-4-480-07120-0

Cコード

0221

整理番号

1306

2018/02/05

判型

新書判

ページ数

320

解説

内容紹介

高校の日本史は暗記科目だと思っていたら、大間違い!教科書に書かれていることだけでも、そこには、登場人物の苦悩・葛藤があり、地位をめぐった手練手管など、様々な物語が存在している。しかも、歴史の解釈は日々変化しており、自分たちが習ったことが今では違っていたりするから、学びなおしには新たな発見もある。ヤマト政権の時代から大正・昭和前半までを十二の時代にわけて、エピソードを交えながら、忘れられがちなトピックを拾い上げ、解説していく。

目次

一学期 古代の日本(律令国家「日本」誕生までの道 ヤマト政権の時代―それはまったく道理にあっていない。改めよ
藤原氏の台頭と天平の外交 奈良時代―さあ、諸君!莫迦なことをするなよ
貴族社会を変えた大帝嵯峨天皇の改革 平安時代初期―唐風かぶれにはわけがある! ほか)
二学期 中世から近世の幕開けへ(日本最初の劇場型政治家?後白河上皇 平安時代末期―今様狂いには意味がある
執権北条氏の政治的立場 鎌倉時代―将軍になれなかったの?ならなかったの?
将軍家の御台様と躍動する民衆 室町時代―人は、愚かで、哀しく愛おしい ほか)
三学期 近世から近代へ(「生類憐みの令」の歴史的意義 江戸時代前半―ドイツ人が賞賛した卓越した君主
三大改革と藩政改革 江戸時代後半―リーダーたちは何を求め、何を残したのか
明治十四年の政変と条約改正 明治時代―議会が不要だなんて、誰も思っていなかった ほか)

著作者プロフィール

野澤道生

( のざわ・みちお )

1963年、愛媛県松山市生まれ。大阪大学文学部日本史学科卒。現在、愛媛県県立学校教員(日本史)。授業用の板書ノートの解説をホームページ(『日本史ノート』解説http://www.geocities.jp/michio_nozawa/)で公開したところ、他校の生徒や有名予備校の先生も参照する人気サイトとなる。当ページの「連絡窓口」を通じ、受験生のみならず海外からの質問にも答えている。自身が土曜日に主催する市民講座「東大入試で学ぶ日本史」は老若男女の多くの参加者を得て、現在3期目。著書に『愛媛県の歴史散歩』(共著 山川出版社)『教科書一冊で解ける東大日本史』(光文社新書)がある。

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