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ちくま新書

絶滅危惧の地味な虫たち

——失われる自然を求めて

定価

1,045

(10%税込)
ISBN

978-4-480-07126-2

Cコード

0245

整理番号

1317

2018/03/05

判型

新書判

ページ数

320

解説

内容紹介

日本には名前がついているものだけで三万種近く、推定上は一〇万種の昆虫がいるとされている。しかし、そのなかで、すでに滅んだもの、滅びの道を歩み始めているものがいる。その状況に対して、保護活動が行われているが、綺麗なチョウやトンボ、ホタルや大型の甲虫ばかりが重要視されており、小さくてとにかく地味な虫は、おざなりに扱われている。そこで、日本各地にそれらの虫を探しまわり、発見するまでの格闘、発見した時の喜び、そして虫への溢れる思いを綴っていく。

目次

1 コウチュウ目
2 チョウ目
3 ハエ目
4 カメムシ目
5 ハチ目
6 バッタ目とその仲間
7 クモガタ類
8 多足類の仲間など

著作者プロフィール

小松貴

( こまつ・たかし )

1982年生まれ。信州大学大学院総合工学系研究科山岳地域環境科学専攻博士課程修了、博士(理学)。九州大学熱帯農学研究センターでの日本学術振興会特別研究員を経て、現在、独立行政法人国立科学博物館にて協力研究員。専門は、昆虫学、好蟻性昆虫。著書に『裏山の奇人――野にたゆたう博物学』(東海大学出版部)、『虫のすみか――生きざまは巣にあらわれる』(ベレ出版)。

この本への感想

こんなオモロイ読み応えのある本に出会ったのは人生初かもしれません。当方虫嫌いではないけれど、虫マニアでもなんでもない還暦過ぎのただのオバハンです。
毎晩寝る前に少しずつ読んでます。記憶力の低下が甚だしいので、多分あと1年ほど繰り返し読むでしょう。

武山

さん
update: 2023/11/06

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