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ちくま新書

明智光秀と本能寺の変

下克上の時代。なぜ明智光秀は織田信長を討ったのか。私怨だったのか、朝廷か足利義昭か、徳川家康の陰謀だったか……戦国ミステリーを明智の人生で読み解く。

定価

968

(10%税込)
ISBN

978-4-480-07241-2

Cコード

0221

整理番号

1426

2019/08/05

判型

新書判

ページ数

288

解説

内容紹介

なぜ明智光秀は本能寺で織田信長を討ったのか。下克上の時代とはいえ、戦国の覇王であり主君への謀叛の背景には謎が多い。光秀の経歴も秘密めいている。そのためさまざまな憶測がされ、信長への私怨説、朝廷か足利義昭か、はては徳川家康による陰謀説などが語られてきた。名門・土岐明智氏を自称しながら足軽衆としてキャリアをスタート。主君を変えながら武功を重ねて頭角を現わした「知将」の人生をたどりながら、明智光秀という戦国ミステリーの主人公を読み解く!

目次

第1章 本能寺の変の勃発
第2章 光秀の出自と前半生
第3章 京都における光秀
第4章 信長と義昭の決裂
第5章 「鞆幕府」の成立と光秀の動向
第6章 光秀の大躍進
第7章 本能寺の変「陰謀説」に根拠はあるか?
第8章 光秀の最期

著作者プロフィール

渡邊大門

( わたなべ・だいもん )

渡邊 大門(わたなべ・だいもん):1967年神奈川県横浜市生まれ。関西学院大文学部史学科日本史学専攻卒業。佛教大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。著書には、『明智光秀と本能寺の変』『嘉吉の乱』『流罪の日本史』(以上、ちくま新書)、近著に『戦国大名の家中抗争』(星海社新書)、『播磨・但馬・丹波・摂津・淡路の戦国史』(法律文化社)、『戦国大名は経歴詐称する』『豊臣五奉行と家康 関ヶ原合戦をめぐる権力闘争』(柏書房)、『誤解だらけの徳川家康』(幻冬舎新書)、『大坂の陣全史』(草思社)、『天下人の攻城戦』(朝日新書)など多数。

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