中川右介
( なかがわ・ゆうすけ )1960年生まれ。早稲田大学第二文学部卒業。「カメラジャーナル」「クラシックジャーナル」を創刊し、同誌のほか、ドイツ、アメリカ等の出版社と提携して音楽家や文学者の評伝や写真集などを編集・出版。クラシック音楽、歌舞伎、映画、漫画などの分野で執筆活動を行っている。
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バース・掛布・岡田・真弓で空前のブームを巻き起こし、日本一に輝いた一九八五年。だがその後の道は多難だった。「ダメ虎」の強烈な印象を残した一九八〇年代末の暗黒期、終盤までヤクルトとの死闘を演じた一九九二年の一瞬の輝きを経て、再び長い九〇年代後半暗黒時代へ。そして野村監督時代という夜明け前を経て、突然やってきた二〇〇三年の星野阪神の栄光。とかく印象論で語られがちな人気チームの歴史を、記録と報道された事実をベースにして再構成する。ファン必携の「正史」。
1 奇跡の一年―一九八五年
2 暗黒への転落
3 一瞬の輝き―一九九二年
4 闇の中
5 夜明け前
6 復興
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