ちくま新書
歴史学はこう考える
松沢裕作
著
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二〇世紀後半以降、保留地内に建設したカジノによって、インディアンは莫大な収益をあげている。二〇一六年にはラスベガスのカジノ収入を抜き、カジノ産業は実質的にインディアン社会の経済的・社会的・文化的自治の基盤となった。なぜインディアンがカジノを経営するようになったのか?アメリカとの関係からインディアンの歴史を跡づけ、「インディアン・カジノ時代」という新しい時代が到来していることを明らかにする。
第1章 「インディアン」とは何か
第2章 アメリカの建国
第3章 アメリカの良心の揺らぎ
第4章 カジノとインディアン
第5章 インディアン・カジノ時代の到来
第6章 インディアンの自画像
第7章 インディアンはどこへ行くのか
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