福田邦夫
( ふくだ・くにお )明治大学商学部教授。専門は国際貿易論。訳書にJ・C・ムーシュル、シュレ・カナール『現代の飢餓』(アジア・アフリカ研究所)、著書に『独立後第三世界の政治・経済過程の変容』(西田書店)、『グローバリゼーションと国際貿易』(共著、大月書店)などがある。
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国であれ企業であれ、貿易の主導権を握ったものが世界を動かしてきた。貿易の始まった大航海時代までさかのぼり、グローバル経済における覇権争いの歴史を描く。
第1章 近代世界と貿易(大航海時代の幕開けとポルトガル
スペインと新大陸
商人の国オランダの勃興)
第2章 植民地の拡大と移民の大移動(奴隷貿易と植民地の拡大
非ヨーロッパ世界の構造変容
移民による国家の建設)
第3章 アメリカのヘゲモニー(奴隷国家からの出発
領土拡大と植民地
第一次世界大戦とアメリカ合衆国
大恐慌とニューディール)
第4章 世界経済構造の変質(世界恐慌と第二次世界大戦
アメリカの世紀とグローバル資本主義
国家の衰退とグローバリゼーション)
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