松里公孝
( まつざと・きみたか )松里 公孝(まつざと・きみたか):1960年生まれ。東京大学大学院法学政治学研究科教授。法学博士。専門はロシア帝国史、ウクライナなど旧ソ連圏の現代政治。著書『ポスト社会主義の政治――ポーランド、リトアニア、アルメニア、ウクライナ、モルドヴァの準大統領制』(ちくま新書)、『東大塾 社会人のための現代ロシア講義』(共著、東京大学出版会)、『講座スラブ・ユーラシア学 第3巻 ユーラシア――帝国の大陸』(共編、講談社)など。
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地政学的対立とポピュリズムに翻弄された激動の30年を、大統領・議会・首相の関係から読み解く。時に暴力を伴う政治体制の変更は、なぜ繰り返されるのか。
序章 準大統領制とは何か
第1章 共産党体制からの移行のロードマップ
第2章 ポーランド―首相大統領制の矛盾
第3章 リトアニア―首相大統領制とポピュリズム
第4章 アルメニア―一党優位制と強い議会の結合
第5章 ウクライナ―権力分散的準大統領制
第6章 モルドヴァ―議会大統領制から準大統領制への回帰
終章 地政学的対立とデモクラシー
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