坂爪真吾
( さかつめ・しんご )1981年新潟市生まれ。東京大学文学部卒。一般社団法人ホワイトハンズ代表理事。新しい「性の公共」を作る、という理念の下、重度身体障がい者に対する射精介助サービス、風俗店で働く女性の無料生活・法律相談事業「風テラス」など、社会的な切り口で現代の性問題の解決に取り組んでいる。著書に『性風俗のいびつな現場』『男子の貞操』(ちくま新書)『はじめての不倫学』(光文社新書)『見えない買春の現場』(ベスト新書)『セックスと障害者』(イースト新書)他多数。
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デリヘル、ソープなど業態を問わず、危機に直面した性風俗。世間からは煙たがられ、客足は遠のき、公助も頼れない中、いかにしのぎ切ったのか、渾身のドキュメント。
第1章 LINEの通知が鳴りやまない―風テラスの百日戦争・前半戦
第2章 崖っぷちの性風俗―風テラスの百日戦争・後半戦
第3章 立ちはだかる「性風俗の壁」
第4章 歌舞伎町に立つ
第5章 夜の世界を孤立させるな
終章 誰もが性風俗の当事者に
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