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定価

1,100

(10%税込)
ISBN

978-4-480-07415-7

Cコード

0233

整理番号

1593

2021/08/05

判型

新書判

ページ数

336

解説

内容紹介

はじまりは、株式市場でどの銘柄も軒並み暴落した一九二〇年。その後、関東大震災、昭和恐慌に直面し、戦争へと突き進む中、日本の株式市場、金融システムは様々な政策のもと、揺れ動いていくことになる。戦後復興、高度成長、バブル、「失われた三〇年」といま続く流れはどのように導かれていったのか。経済・金融政策と人々の思惑はいかに影響を与え合うのか。歴史の教訓を見誤らないためにこの百年を振り返る。

目次

第1章 瓦落と震災
第2章 金融恐慌とプルーデンス政策
第3章 国際金本位制をめぐって
第4章 コーポレート・ガバナンスの変容
第5章 高度成長への道
第6章 自由化とバブル
第7章 今そこにある歴史
終章 百年の歴史からみえてきたもの

著作者プロフィール

横山和輝

( よこやま・かずき )

1971年生まれ。一橋大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(経済学)。一橋大学経済学部助手、東京大学日本経済国際共同研究センター研究員を経て、現在、名古屋市立大学大学院経済学研究科准教授。専門は金融論、経済史。著書に『日本史で学ぶ経済学』(東洋経済新報社)『マーケット進化論』(日本評論社)がある。

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