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ちくま新書

世界遺産の日本史

定価

1,210

(10%税込)
ISBN

978-4-480-07483-6

Cコード

0221

整理番号

1651

2022/05/09

判型

新書判

ページ数

384

解説

内容紹介

「(日本の)世界遺産からみた日本史」に焦点を宛てて、最新の研究成果に基づく日本の歴史・文化についての知見を、世界史の中に位置づける。縄文遺跡群から産業革命遺産、原爆ドームに至るまで、日本の世界文化遺産を正確に紹介した上で、世界遺産と照らし合わせる形で、世界的まなざしから日本史を見据えて各世界遺産の普遍的意義・価値を再検証する。選考の動向や、文化財保護と地域社会との連携の問題も考察する。日本文化史を学びなおすためにも最適な、世界遺産入門の決定版。

目次

日本の世界遺産をめぐる動向
北海道・北東北の縄文遺跡群
百舌鳥・古市古墳群―古代日本の墳墓群
宗像・沖ノ島と関連遺産群
法隆寺地域の仏教建造物
古都奈良の文化財
古都京都の文化財―日本の伝統文化を形成した遺産群
紀伊山地の霊場と参詣道
富士山―信仰の対象と芸術の源泉
厳島神社
平泉―仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群
琉球王国のグスク及び関連遺産群
石見銀山遺跡とその文化的景観
姫路城
日光の社寺
長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産
白川郷・五箇山の合掌造り集落
富岡製糸場と絹産業遺産群
明治日本の産業革命遺産―製鉄・製鋼、造船、石炭産業
原爆ドーム

著作者プロフィール

佐藤信

( さとう・まこと )

佐藤信(さとう・まこと):1952年生まれ。東京大学名誉教授。横浜市歴史博物館館長、くまもと文学・歴史館館長。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。博士(文学)。著書『日本古代の宮都と木簡』『列島の古代』(以上、吉川弘文館)、『出土史料の古代史』(東京大学出版会)、編著『大学の日本史1 古代』(山川出版社)、『古代史講義』『世界遺産の日本史』(以上、ちくま新書)など。

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