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ちくま新書

K-POP現代史

——韓国大衆音楽の誕生からBTSまで

定価

946

(10%税込)
ISBN

978-4-480-07547-5

Cコード

0273

整理番号

1722

2023/04/05

判型

新書判

ページ数

256

解説

内容紹介

いま世界を席巻するK-POPは、いかにして生まれたのか? 植民地支配下における韓国大衆音楽の誕生、隣国日本との歴史的葛藤、「韓国といえば演歌」の時代、社会に議論を巻き起こしたヒップホップ、民主化、経済危機、IT化、「戦後最悪の日韓関係」の中で花開いたK‐POPブーム、そして力強いメッセージとアイドル性を兼ね備えたBTSの世界的成功まで、激動の一〇〇年の情勢を押さえつつ、今日に至るジャンルと国境を越えたダイナミックな発展を通史的に論じる。

目次

はじめに―K‐POPとは何か
第1章 K‐POP前史―韓国大衆音楽の誕生と発展
第2章 戦後日韓関係と「韓国ブーム」―「韓国といえば演歌」の時代
第3章 K‐POPの誕生と越境―民主化・ネット社会・韓流
第4章 ソーシャルメディア時代のK‐POPブーム―少女時代・KARA・TWICE・NiziU
第5章 世界化するK‐POP―BTS成功の秘密

著作者プロフィール

山本浄邦

( やまもと・じょうほう )

山本 浄邦(やまもと・じょうほう):1973年大阪市生まれ。K-POP研究者。1995年、大学生時代に韓国を旅行しK-POPに出会う。以降K-POPを追い続けている。佛教大学大学院文学研究科東洋史学専攻博士後期課程修了、博士(文学)。韓国学中央研究院招聘研究員として2014年に渡韓、同研究院で2年間の研究生活ののち高麗大学校亜細亜問題研究所招聘研究員、外務省専門調査員(在釜山日本国総領事館勤務)などを経て2019年帰国。現在、立命館大学授業担当講師、佛教大学総合研究所嘱託研究員などを務める。専門は韓国研究、朝鮮近現代史、日韓交流史。『明洞――街角の文化史』(第一著者、韓国学中央研究院出版部、2019年)、『韓流・日流――東アジア文化交流の時代』(編著、勉誠出版、2014年)ほか日本と韓国で複数の著書がある。

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