第十三章 第五千年紀後半の世界、その5
二〇世紀の世界(一九〇一年から二〇〇〇年まで)
(1) 第一次世界大戦
日英同盟と日露戦争/日露戦争の幕引きと日比谷焼き討ち事件/
英仏協商及び英露協商から三国協商へ/アジアの動き
第一次世界大戦が始まる/ロシア革命/第一次世界大戦の結末
(2) 戦間期
ヴェルサイユ体制の問題点/ワシントン会議/つかのまの平和
日本の満洲侵略(柳条湖事件)から五・一五事件まで/ヒトラーの権力掌握
第三帝国の誕生/二・二六事件/西安事件から日中戦争へ/ミュンヘン会談
(3) 第二次世界大戦
第二次世界大戦勃発へ/日本がアジア・太平洋戦争を始める
アメリカの国力が世界大戦の帰趨を決めた/イタリアはドイツに宣戦布告
ドイツ・日本の降伏で第二次世界大戦は終結
(4) 冷戦の時代
第二次世界大戦直後の東アジア
早くも激化する東西対立、チャーチルの「鉄のカーテン」演説
マーシャル・プランとコミンフォルム/ソ連のベルリン封鎖と第一次中東戦争
ソ連の原爆実験と中華人民共和国の成立/朝鮮戦争と日本の復帰
アメリカの水爆実験と第三世界の台頭
アジア・アフリカ会議の開催とフルシチョフのスターリン批判
スエズ運河の国有化とハンガリー動乱/スプートニク一号の打ち上げに成功
ド・ゴールがフランス大統領に就任(第五共和政)、ピッグス湾事件
ソ連のロケットが月面到達、フルシチョフは得意の絶頂へ
戦後の世界秩序が固まった一九六〇年
ケネディの登場、ガガーリン宇宙へ、ベルリンの壁
キューバ危機、アデナウアーとド・ゴールの見識、部分的核実験禁止条約
ベトナム戦争/日韓基本条約と文化大革命
ベトナム戦争の泥沼化、人心が荒れていくアメリカ
第三次中東戦争、日本の名目GDPが世界第二位に
中ソの武力衝突、ブラントの東方外交/米中の関係正常化とキッシンジャーの中国訪問
ウォーターゲート事件からベトナム戦争終結へ
ピノチェトのクーデター、第四次中東戦争とオイルショック
東西ドイツ基本条約、G7サミット/鄧小平体制、日中国交正常化
サーダートによるイスラエルとの和平
中国の先富論、イラン革命、ソ連のアフガニスタン侵攻
ユーゴスラビア内戦とイラン・イラク戦争/鄧小平はキングメーカーに
ゴルバチョフの登場、プラザ合意/冷戦の終結(マルタ会談)
ソ連の崩壊と消滅、湾岸戦争/冷戦勝利宣言と地球サミット
(5) 新しい動き
オスロ合意/ソマリアの内戦、フォチャの虐殺、ルワンダ大虐殺、アメリカはベトナムと国交回復
上海協力機構、アジア通貨危機、京都議定書/EUがユーロ導入
二〇世紀の後半は冷戦の時代だった。その後に平和の配当が生まれた
終 章 第六千年紀の世界(二〇〇一年から二〇五〇年の世界)
どしゃ降りの雨で始まった第六千年紀
アメリカの同時多発テロ事件(9・11)/リーマン・ショック
アラブの春/世界は確実に良くなっている/二〇五〇年の世界