序章 これは「写真」なの?
第1章 進化するパイオニアたち――ウィリアム・エグルストン
第2章 「現代写真の起源の証人」――スティーブン・ショア
第3章 写真のジレンマ―世界的に再評価がすすむ『provoke』
第4章 アフター『決闘写真論』――中平卓馬と篠山紀信
第5章 「TOKYO LOVE」1994↓2024―荒木経惟とナン・ゴールディンの変成
第6章 ホンマタカシとの対話
第7章 喜びの写真へ――上田義彦とロバート・メイプルソープ
第8章 新世界で写真を撮るということ―ヴォルフガング・ティルマンス
第9章 杉本博司 「写真の世紀末」から、江之浦測候所へ
第10章 志賀理江子の写真が、問い続けること
第11章 WOMAN in the PHOTOGRAPHS
第12章 写真のブラックネス――ザネレ・ムホリ
第13章 ニューネイチャー・フォトグラフィ
第14章 抽象と物質――横田大輔と5人の写真家
第15章 来るべき写真をめぐって――ヴィヴィアン・サッセン
第16章 VRやAIの登場に対して現代写真はどこに向かっているのか?
あとがき 「ポスト/フォト」に向かってリシンクし続けよう
来るべき写真のためのブックリスト