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ちくま新書

フィリピンと日本人

日本・フィリピン友好年。“世界一の親日国”の歴史から、日本を知る

日本とフィリピンの歴史は合わせ鏡のようなところがある。“世界一の親日国”フィリピンが歩んできた壮絶な歴史から、私たち日本人は何を学ぶことができるか。

定価

1,155

(10%税込)
ISBN

978-4-480-07733-2

Cコード

0222

整理番号

1902

2026/03/09

判型

新書判

ページ数

320

解説

内容紹介

日本・フィリピン友好年。“世界一の親日国”の歴史から、日本を知る
「太陽に愛された地」「東洋の真珠」が歩んだ苦難の歴史

日本とフィリピンの歴史は合わせ鏡のようなところがある。戦国時代に来日したスペイン人宣教師のほとんどはフィリピンから来た。朝鮮出兵後の豊臣秀吉がフィリピンを狙うのではないかとスペインは警戒した。徳川幕府がキリシタン大名・高山右近を国外追放した頃にフィリピンにいた日本人は三千人を超えるという。独立を目指した英雄ホセ・リサールは明治の日本に憧れた。スペイン、米国の植民地として受けた苦難、日本軍政下での惨劇、そして戦後の政治腐敗……。しかしいま、その国力は躍動のさなかにある。とびきり社交的なフィリピン人気質の裏の壮絶な歴史に、私たちは何を学ぶことができるか。

目次

第一章 国民的英雄と日本人の恋人
第二章 豊臣秀吉とフィリピン
第三章 ドゥテルテはなぜ米国を憎んだか──裏切られた比独立運動
第四章 日本軍政下のフィリピンで何が起きたか
第五章 独裁者はなぜ奇跡の“無血革命”で追放されたか

著作者プロフィール

野村進

( のむら・すすむ )

野村 進(のむら・すすむ):1956年、東京都生まれ。上智大学外国語学部中退。1978~80年、フィリピンに留学。帰国後、『フィリピン新人民軍従軍記』(講談社+α文庫)を発表して、ノンフィクションライターに。97年、『コリアン世界の旅』(講談社文庫)で大宅壮一ノンフィクション賞と講談社ノンフィクション賞をダブル受賞。99年、『アジア新しい物語』(文春文庫)でアジア・太平洋賞を受賞。2004~25年、拓殖大学国際学部教授。主著に『日本領サイパン島の一万日』(中公文庫)、『千年、働いてきました』『出雲世界紀行』(以上、新潮文庫)、『救急精神病棟』(講談社文庫)、『丹波哲郎 見事な生涯』(講談社)などがある。

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