ちくま学芸文庫
改稿 日本文法の話〔第三版〕
阪倉篤義
著
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現代ほど犯罪が、われわれにとって重大な意味をもちはじめた時代はない。犯罪は日常領域と非日常領域の屈折した回路を巡って出現し、逃走する。この犯罪のメカニズムがもはや機能しなくなった世界ではいったい何が起きるのか。犯罪のことばのパラドキシカルな諸考察を通して、二・二六事件から連合赤軍事件にいたるまで、衝撃的な事件の闇の内部構造を鋭敏な生活感覚で?ニらしだす別役版犯罪原論。
1 犯罪―その処方箋
2 犯罪―そのデザイン
3 犯罪―そのイロニー
4 犯罪―そのたましい
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