E・サイデンステッカー
( さいでんすてっかー,E )1921年アメリカのコロラドに生まれる。1947年から50年にかけて外交官として滞日。コロンビア、ハーヴァード、東京大学で日本文学を専攻。コロンビア大学教授などを歴任。1975年『源氏物語』の全訳を完成。著書に『異形の小説』『源氏日記』『私のニッポン日記』など、英訳書に『細雪』『雪国』『山の音』などがある。2007年没。
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1,430
円978-4-480-08029-5
0121
-1-1
1992/12/07
文庫判
400
頁江戸の残照を映す下町と新興の山の手―。明治維新から大震災にいたるまでの東京は、新と旧、洋風と伝統の風俗文化が渾然と融けあう不思議な魅力を醸しだしたひときわ鮮やかな光芒を放つ都市であった。江戸の町からモダン都市へと変貌していく東京の原風景をアメリカ日本文学研究の泰斗が深い愛着をこめて描いた香気あふれる傑作。
1 終末、そして発端
2 文明開化
3 二重生活
4 デカダンスの退廃
5 下町 山の手
6 大正ルック
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