ちくま学芸文庫
改稿 日本文法の話〔第三版〕
阪倉篤義
著
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呉王朝の衰退は、晩年の孫権が後継者選定を誤ったときから始まっていた。幼主孫亮のもとでは宗室の孫峻たちが専横を極め、つづく孫休は学問に耽って政治を無能な寵臣にゆだね、最後の孫晧に至っては、滅亡を予感してか狂行を繰り返し、人心を失い尽していた。本終冊には「呉書」第十六?第二十を収め、詳細な年表・人名索引ほかを付す。
潘濬陸凱伝第十六
是儀胡綜伝第十七
呉範劉惇趙達伝第十八
諸葛滕二孫濮陽伝第十九
王楼賀韋華伝第二十
『三国志注』を上る表
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