ちくま学芸文庫
改稿 日本文法の話〔第三版〕
阪倉篤義
著
loading...
1,046
円978-4-480-08239-8
0122
-2-1
1995/12/07
文庫判
0
頁人間の排泄作用とその排泄物処理の仕組み全般について、歴史的・全体的にはじめて探索の手をのばした異色の文化史。古くは文学作品などにあらわれたこの「下等機能」の種々相から、新しくは最近のパリの公衆トイレにいたるまで、オシッコのやり方、ウンコの捨て方といったきわめて卑近な動作の記述にまでふみこみながら、そこにあらわれた社会の心的傾向、思想を描き出す、興味津々の書物。
1 『水に御用心!』
2 穴あき椅子、溲瓶、おまる
3 最後の『微風(そよかぜ)』が吹く頃に
4 公衆衛生監督局の起源
5 下水道なしに街路なし
6 便座上の規律
7 自由を抹殺する法
8 パリの公衆便所
9 ゆっくりと、人目につかぬよう…
本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。