ちくま学芸文庫
改稿 日本文法の話〔第三版〕
阪倉篤義
著
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選挙やゲームや呑屋の看板でおなじみの、赤い衣と黒いヒゲ。ダルマの原形を洗い出す、本邦初伝の語録のテキスト。北魏末に中国を訪れた遊行僧ダルマ(達摩、達磨)とこの人を師と仰いだ人々の言葉を今日に伝える『二入四行論』全巻とその注釈の決定版。後代の禅の語録のモデルとなる問答と説法のすべてがここにある。中国思想史における、禅仏教の特色と功績が具体的に示される。型にはまった、しかつめらしい禅のイメージは毛筋ほどもない、みずみずしい実践の魅力が全巻に溢れている。今日知られる4種の版本と敦煌写本のすべてを校合する最前線の新しい定本。
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