E.O.ウィルソン
( うぃるそん,E.O )1929年合衆国アラバマ州生まれ。アラバマ大学で生物学を学び、1955年ハーヴァード大学で博士号を取得。現在、ペレグリノ・ユニヴァーシティ・リサーチ教授。社会生物学、生物多様性の提唱者である一方、徹底したナチュラリストでもある。著書に『社会生物学』『人間の本性について』『生命の多様性』など。ピューリツァー賞を2度受賞。
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1,650
円978-4-480-08335-7
0145
-8-1
1997/05/09
文庫判
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頁60年代なかば、生態学と進化論の境界領域のなかから新しい流れが形成された。その結晶の一つがウィルソンの大著『社会生物学』であり、R.ドーキンスの『利己的な遺伝子』だった。生物界の社会現象を総合的に分析する斬新な手法で、人間とは何かを究明しようとしたのが本書である。英米の生物・動物学界を震撼させた、1979年度ピュリッツァー賞受賞作。
第1章 ジレンマ
第2章 遺伝
第3章 発達の過程
第4章 社会進化と人間の本性
第5章 攻撃行動
第6章 性
第7章 利他主義
第8章 宗教
第9章 希望
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