ちくま学芸文庫
改稿 日本文法の話〔第三版〕
阪倉篤義
著
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1,320
円978-4-480-08387-6
0171
-5-1
1997/11/10
文庫判
288
頁「春眠暁を覚えず、と諺にいう。生活がさして苦しくない時には、生きるということもまた楽しいことである。例えば、まるまる三時間を美術作品の観賞に当てうるとすれば、それは眠りにも優る営みであり、生に優る喜びである」。本書は、スペインの偉大なる知性ドールスがこよなく愛したプラドを舞台にして展開する傑作絵画論。名だたる芸術作品を、「支えあうフォルム」である古典主義と「飛翔するフォルム」であるバロックを両端とする体系に鮮やかに位置づけ明快に論じる。実践的な絵画の見方「展覧会に訪れる人々への忠告」を併せて収録した楽しく
プラド美術館の三時間(プラドへの道すがら
フランスとイタリアの古典的な作家たち
エル・グレコとゴヤ
ベラスケス
プリミティヴの画家たち
スルバラン、ムリーリョ、リベラ
ゲルマンの人、デューラー
ヴェネチア派
ルーベンスとその弟子たち
終章)
展覧会を訪れる人々への忠告(告白)
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