ちくま学芸文庫
改稿 日本文法の話〔第三版〕
阪倉篤義
著
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1,100
円978-4-480-08429-3
0110
-2-1
1998/08/10
文庫判
208
頁平静より騒擾を、問題解決ではなく問題提起を、普遍的な物語を生きるのではなくさまざまな問いを提出し、批判的思考空間にむかって浮上すること。『ポストモダンの条件』で知られる抗争の哲学者リオタールが、手探りで築き上げたその思想を、次世代のこどもたちであるわれわれに率直に語って聞かせる10の通信。「世界史〔普遍的物語〕についての手紙」「正当性についてのメモランダム」「抵抗についての注釈」「哲学の流れを主題とする意見書」など、アドルノやベンヤミンらに学び、幾度もゼロ地点に立ち戻ることから切り開かれる批評的アヴァンギャルド再生のためのポストモダン入門書。
1 「ポストモダンとは何か?」という問いに対する答え
2 物語の欄外に記された言葉
3 世界史〔普遍的物語〕についての手紙
4 正当性についてのメモランダム
5 さまざまな理性=理由の混乱についての速達
6 テロルならびに崇高への追伸
7 「ポスト」のさまざまな意味についてのノート
8 新しい舞台装置のための短信
9 抵抗についての注釈
10 哲学の流れを主題とする意見書
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