ヤーコプ・ブルクハルト
( ぶるくはると,やーこぷ )1818-97年。スイスの美術史家・文化史家。ベルリン大学で、歴史家ランケと美術史家クーグラーに学ぶ。1858年から35年にわたってバーゼル大学教授として歴史学、美術史を講じる。本書の他『コンスタンティヌス大帝の時代』(1853年)、『チチェローネ』(1855年)、『イタリア・ルネサンスの文化』(1860年)、『ギリシア文化史』(1898-1902年)等の著作がある。
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1,650
円978-4-480-08454-5
0122
-13-4
1998/09/10
文庫判
512
頁現代のさまざまな国家形態、政治思想、さらに哲学、弁論、文学・芸術の諸ジャンルにおける精神活動は、原型をほとんど古代ギリシアに見いだすことができるだろう。この天才的な民族の創造物にあらゆる面から深い考察を加え、文化史家としての力をすべて結集することで、ブルクハルトの『ギリシア文化史』は成立した。その史観の類を見ぬ深刻さ、厳しく率直な人間観、深い洞察力と広い視野により、古今の史家の試みをはるかに凌駕して、この畢生の大著は歴史の真実に肉薄する。第4巻は、ホメロスから始めて、悲劇、喜劇の盛衰に至る。ディオニュソス祭祀の合唱隊が演劇を生みだす局面を大胆に活写する。
第7章 詩歌と音楽(原初
六脚韻(ヘクサメトロン)の詩歌
音楽
六脚韻(ヘクサメトロン)のみによる詩以外の詩歌)
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