ちくま学芸文庫
改稿 日本文法の話〔第三版〕
阪倉篤義
著
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遺跡の発見にとってもたらされる古代の文字。これらの文字の解読への道は困難ではあるが、計り知れないほどの意義を持ち、これほど古代へのロマンをかきたてられるものはない。ロゼッタストーンの象形文字の解読に13年を費やしたシャンポリオン、粘土書板からノアの方船の話に似た洪水の物語を含む『ギルガメシュ叙事詩』を見出したジョージ・スミス、シベリアで見つかった古代トルコの文字、ケルトのオガム文字、梵字の起源…失われた文字を解読し、古代文字への挑戦の歴史を概観するとともに、現代の暗号をも読み解く「解読」について多方面からアプローチする。
ロゼッタ石を読む
古代ペルシアの楔形文字
ベヒストゥン岩壁の刻文
楔形文字で書かれた「ノアの方舟」
シュメール文明の再発見
古代の大帝国ヒッタイトの文字
シナイ文字とアルファベットの起源
エトルリア語の謎
東地中海の古代文字
クレタ=ミケーネ文字の発見〔ほか〕
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