ちくま学芸文庫
改稿 日本文法の話〔第三版〕
阪倉篤義
著
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B.C.8~4Cの初期ギリシア世界に、万物の始まりや人間のあり方などを総体的に捉えようとして考え抜いた哲学者たちがいた。本書は、彼らの生涯とその著作断片を集めた唯一の基本文献として名著の誉れ高い、ドイツの碩学ディールスとクランツの編纂本を底本として、そのなかから最も重要な15人を選び、平明かつ明快な訳文に訳注を加えて文庫版全3巻にまとめたものである。ハイデッガーにより、存在の故郷として望郷されたソクラテス以前の初期ギリシア自然哲学の本来の姿を現代に蘇らせ、近代世界を決定的に規定するにいたった主観性原理によって隠蔽された存在の真理をあらわにする。第1巻は、タレス、ヘラクレイトスなど9人を収録。
タレス
アナクシマンドロス
アナクシメネス
ピュタゴラス
クセノパネス
ヘラクレイトス
パルメニデス
ゼノン
メリッソス
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