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ちくま学芸文庫

原典訳マハーバーラタ 2

定価

1,650

(10%税込)
ISBN

978-4-480-08602-0

Cコード

0198

整理番号

-14-2

2002/03/06

判型

文庫判

ページ数

464

解説

内容紹介

パーンチャーラ国の王女がパーンダヴァの五人の兄弟の共通の妻になる。パーンダヴァの名声は高く、国が繁栄したので、クル族の長子ドゥルヨーダナはこれを嫉み、叔父シャクニと謀ってユディシティラ(パーンダヴァの長兄)を賭博に招いて破り、王国と財産を奪い、生理期間中の妻を裸で引きまわして辱しめた。パーンダヴァたちは二度目の賭博にも敗れ、十二年間森で暮らし、十三年目には人に知られぬよう生活をしなければならなくなった。パーンダヴァたちはカーミヤカの森へ向けて出発した。

目次

第1巻 最初の巻(アーディ・パルヴァン)続き(ヒディンバ殺し
バカ殺し
チトララタ
ドラウパディーの婿選び式 ほか)
第2巻 集会の巻(サバー・パルヴァン)(集会場
協議
ジャラーサンダ
世界制覇 ほか)

著作者プロフィール

上村勝彦

( かみむら・かつひこ )

1944年、東京浅草に生まれる。2003年、逝去。1967年、東京大学文学部卒業。1970年、同大学院人文科学研究科(印度哲学)修士課程修了。サンスクリット詩学専攻。元東京大学東洋文化研究所教授。主な著訳書に、『屍鬼二十五話』(平凡社東洋文庫)、『カウティリヤ実利論』(岩波文庫)、『インド神話』(ちくま学芸文庫)、『原典訳マハーバーラタ』(ちくま学芸文庫)、『始まりはインドから』(筑摩書房)、『インド古典演劇論における美的経験』(東京大学出版会)、『バガヴァッド・ギーター』(岩波文庫)、『インド古典詩論研究』(東京大学出版会)、『真理の言葉・法句経』(中央公論新社)など。

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