梅田卓夫
( うめだ・たくお )1938年、岐阜県に生まれる。名古屋大学教育学部卒業。愛知県立小牧工業高校の国語科教諭、愛知淑徳大学文化創造学部非常勤講師を歴任。 共著書(清水良典、服部左右一、松川由博)『風が記憶する』(作品集・私家版)1984年『国語表現・教材資料集』(生徒用・非売品)1985年『高校生のための文章読本』(筑摩書房)1986年『高校生のための小説案内』(筑摩書房)1988年『新作文宣言』(筑摩書房)1989年『表現改訂版』(筑摩書房高等学校用教科書)
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よい文章―つまり、わかりやすく、自分にしか書けない、そんな文章を書こう!本書がめざすのは、種類やジャンルを超えたすべての文章に共通する創造的表現。実践的に作文用紙に鉛筆を走らせ、友達やプロの作家の作品を味わい、創作の過程を通して自分の言語観や文章観を鍛え直す。具体的で多様な課題に取り組むことにより、発想を形にする方法、〈メモ〉から文章を構成する手順、ことばの磨きかたを体験的に修得する文章表現の実戦書。もう何を書けばよいかわからない、なんて言わせない。
第1章 文章表現入門―自分にしか書けないことを書く
第2章 ことばは自分の中にある―レッスン「最初の記憶」
第3章 目とこころとことばと―レッスン「水の入ったコップ」
第4章 文章は「断片」によって輝く 1―メモ論
第5章 人間へのまなざし―レッスン「私の出会った人物」
第6章 演技することばたち―レッスン「モーツァルトへの手紙」ほか
第7章 文章は「断片」によって輝く 2―断片論
第8章 “なにか捉えられないもの”―レッスン「学園の断片」
第9章 想像・夢想・他者―レッスン「もう一人の自分」
第10章 文章の完成―方法としての「断片」
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