ちくま学芸文庫
改稿 日本文法の話〔第三版〕
阪倉篤義
著
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1,650
円978-4-480-08615-0
0122
-18-1
2001/02/07
文庫判
496
頁11世紀から13世紀まで、200年にわたって西欧キリスト教徒が行った近東への軍事遠征―それが十字軍である。ヨーロッパ側の史料と史観に依拠することもっぱらで、ときに「聖戦」の代名詞ともされる、この中世最大の文明衝突の実相は、はたしてどのようなものだったのだろうか。豊富な一次史料を用い、ジャーナリストならではの生き生きとした語り口で、アラブ・イスラム教徒の観点からリアルな歴史を再現して、通念を覆し偏見を正すとともに、今日なお続く抗争と対立からの脱却の途を示唆する反十字軍史。
序章 千年の対立ここに始まる
1 侵略(一〇九六?一一〇〇年)
2 占領(一一〇〇?一一二八年)
3 反撃(一一二八?一一四六年)
4 勝利(一一四六?一一八七年)
5 猶予(一一八七?一二四四年)
6 追放(一二四四?一二九一年)
終章 アラブのコンプレクス
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