ちくま学芸文庫
改稿 日本文法の話〔第三版〕
阪倉篤義
著
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1,760
円978-4-480-08647-1
0114
-3-2
2001/07/10
文庫判
480
頁危機の時代に書かれた『ゲルマン人の神話と神々』は、三機能体系説の拡大と深化を目指したもの。後に『ゲルマン人の神々』と改題・改訂された同書は、デュメジルの親ナチズム的傾向を批判するモミリアーノやギンズブルグとの論争で話題を呼んだ。『セルウィウスとフォルトゥナ』は、主にインドとローマの資料を駆使しつつ王の推戴をめぐる儀礼と神話を比較検討する。言語学、社会学、神話学の綜合を企図する野心作。ともに新比較神話学の重要論考であるのみならず、学問と政治、説明と解釈といったアクチュアルな観点からも逸しえない。本邦初訳。
ゲルマン人の神話と神々(インド=ヨーロッパ語族神話とゲルマン神話
魔術王
主権の危機
血と主権
世代間の対立と植民
凶暴戦士
最初の一騎打ち
酒と飲料
豊穣を司る男女の神々
「価値のない富」)
セルウィウスとフォルトゥナ(王プリトゥの聖別と賞讃者の誕生
王セルウィウスの選出と最初の“戸口調査”
王ブレスの廃位と諷刺の発明)
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