ちくま学芸文庫
改稿 日本文法の話〔第三版〕
阪倉篤義
著
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1,056
円978-4-480-08816-1
0110
-10-1
2003/12/10
文庫判
208
頁人間には、言語の背後にあって言語化されない知がある。「暗黙知」、それは人間の日常的な知覚・学習・行動を可能にするだけではない。暗黙知は生を更新し、知を更新する。それは創造性に溢れる科学的探求の源泉となり、新しい真実と倫理を探求するための原動力となる。隠された知のダイナミズム。潜在的可能性への投企。生きることがつねに新しい可能性に満ちているように、思考はつねに新しいポテンシャルに満ちている。暗黙知によって開かれる思考が、新しい社会と倫理を展望する。より高次の意味を志向する人間の隠された意志、そして社会への希
第1章 暗黙知
第2章 創発
第3章 探求者たちの社会
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