ちくま学芸文庫
改稿 日本文法の話〔第三版〕
阪倉篤義
著
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1,320
円978-4-480-08832-1
0111
-4-4
2004/02/10
文庫判
336
頁フロイトはいまだ歴史に属してはおらず、精神分析の知は汲み尽くされてはいない。一知半解の愚を避けるには、精緻な再読・三読にしくはない。正確平明な新しい日本語版が必要だ。フロイト新訳プロジェクトは本書をもって始まる。精神分析の誕生を告げるこの記念碑的著作は、ブロイアーとフロイトの理論や治療技法上の差異のみならず、両者の複雑な人間関係をも反映して興味深い。さらに、古典的症例(アンナ・O、エミー・フォン・N、ルーシー・R、カタリーナ、エリーザベト・フォン・R)の報告は、女性たちの驚くべき受難史を詳細に語って、文学的香気さえ漂わせる。本巻には序文、第1章、第2章を収録。全2巻。
第1章 ヒステリー現象の心的メカニズムについて(ブロイアー/フロイト)
第2章 病歴(アンナ・O嬢(ブロイアー)
エミー・フォン・N夫人(フロイト)
ミス・ルーシー・R(フロイト)
カタリーナ(フロイト)
エリーザベト・フォン・R嬢(フロイト))
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