ちくま学芸文庫
改稿 日本文法の話〔第三版〕
阪倉篤義
著
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1,760
円978-4-480-08837-6
0114
-3-9
2004/04/07
文庫判
496
頁著者はシャーマニズムを「エクスタシーの始源的な諸技術」と定義する。その担い手たるシャーマン、聖の専門家はいかにして誕生し、どのような活動を行うのだろうか。膨大な資料を駆使しつつ、シャーマンの召命と試練、象徴的な死と再生、めざましい超能力や、それを支えるコスモロジーに説き及ぶ本書は、比較宗教学あるいは宗教形態学の古典であるとともに、原初の世界と人間の普遍的な型に迫ろうとする情熱的な思想の冒険行でもある。本巻には、イニシエーションの諸相、衣裳と太鼓のシンボリズム、中央・北アジアのシャーマニズム、宇宙論などのテーマを含む第8章までを収録。
概説 成巫方法=シャーマニズムと神秘的天職
イニシエーション的疾病と夢想
シャーマンの能力の獲得
入巫儀礼(イニシエーション)
シャーマンの衣裳と太鼓のシンボリズム
中央および北方アジアにおけるシャーマニズム(天界飛翔と冥界下降
呪術的治療―魂の導き手としてのシャーマン)
シャーマニズムと宇宙論
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